日本人の地震に対する感受性について

 地震のない国に住む人々にとって、私たち日本に住む人間はどのように映るのだろう。なぜそのような場所に住むのか、と言われるかもしれない。そのことで思い出すことがある。旅行での長い移動中、列車の窓外に流れて過ぎていく田舎の土地の風景。

山間に、へばりつくように寄り集まって建つ家の群れ、地の果てのような広大な大地、麦畑以外なにも見えない所、遠くにぽつんと現れる住居。

なぜそんなところに、と私は問うが、答えはすでに用意されている。

 

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地震については日本にいる以上、深く考えていたら心配で生きていかれないと思います。めったに起きないことなので、日々の雑事に流されているうちに頭の片隅に追いやられてしまう。そう考えると環境に流されまくりですよね。わたしとしては備えをして、あとは運とその時の自分を信じる、ですかね。でもホントのところ、冬のない国に移住したい。